技術について

Technique

S-Sense by RIPPUの技術

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やきものの町で培った、技術を生かしたものづくり

100年続くタイルメーカーとして

1300年もの歴史を誇る ”やきものの町・土岐市”  で、私たち立風製陶は、1914年に徳利製造メーカーとして創業しました。

やきもの生産量日本一のこの土岐市では、さまざまな種類のやきものが大量に生産されています。

昭和に入ると高級建築の装飾という位置づけにあったタイルも大量に生産されるようになり、機能的衛生的なことも相まって一般家庭での需要が高まります。

我が社が「今必要とされている陶器製品を」と、タイル製造へと大きく転換したのがこの時代です。

以来、タイルでしか表現できないもの、やきものが持つ存在感と釉薬の美しい表情を感じることのできる製品を目指してきました。

無限の可能性をこめた新しいタイルブランド

 

S-Sense by RIPPUはこの立風製陶より、百年続く伝統と技術を引き継ぎ、さらに次世代へと必要とされる、より魅力的なタイルを発信すべく生まれた新しいタイルブランドです。

S-SenseのSを左右対称に配置したロゴマークは、無限大の∞マークからできており、無限の可能性のあるタイルをお客様一人一人の暮らしのエッセンスとしてお届けする、というブランド理念が込められています。

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やきもののタイルで美しい地球を守るために

暮らしになくてはならない陶磁器の茶碗や皿。

これらは陶土と呼ばれる粘土質の土が主原料です。しかし、最近では「良質な土」の枯渇化が進んできました。

大量生産、大量消費の時代を経てきた美濃焼の陶磁器。

捨てられるものを減らし(=リデュース)、それをもう一度使用・再生(=リユース・リサイクル)することで新しいやきものを生み出す。

こうして、生産したものに責任を持つことが、次の時代に美濃焼をつなげていくための私たちの役割だと考えています。

1.分別
建築現場、工場での余剰分を施釉品と無釉品に分別。 食器メーカーや卸商社の協力のもと、回収した食器も分別します。
2.粉砕
分別した廃棄タイルや食器を細かく粉砕したものに、窯業廃土、汚泥焼却灰などのリサイクル原料、粘土、長石を調合。巨大なボールミルにて泥状にします。
3.再生
泥状になった原料をスプレードライヤーにて乾燥させます。これを粉末状にし、乾式タイルの原料を作ります。
4.成形・施釉・焼成
粉末状のリサイクル原料を600tの高圧プレスにて成形。それに施釉したものを、1,250度の窯で一昼夜かけて焼成します。
5.製品完成
立風製陶のタイル乾式施釉タイルが完成。 リサイクル原料(採石、窯業廃土、陶磁器汚泥等)を58%以上使用しています。
6.余剰分回収
建築現場や工場で数量間違いや変更・生産不具合などにより生じた過剰分を回収します。(従来は産業廃棄物として廃棄されていました。)
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やきものを学んだ女性作家による、オンリーワンのタイルデザイン

やきものの一大産地であるこの東濃地区には、やきものを学びたいという若者が全国からやってきます。

弊社ではやきものを学んだ女性陶芸家が数名在籍しており、新商品タイルのデザインや、オーダーメイドタイルの打ち合わせを担当しています。

中川 茉里乃
/Marino Nakagawa

土で遊ぶ

もともと彫刻を勉強してきて、西洋の自然をもコントロールするという考えが元にあったので火に任せる・委ねるということ自体に衝撃を受けました。
しかし日本人というのは自然に寄り添って生活してきたので、工芸の日本的な考えにストンと腑に落ちました。自分でもなかなか矛盾しているなと思いますが、なんとしてでも手の内でコントロールしたい欲と火の偶然にできる表情や歪みを楽しみながら制作しています。

Designed by Marino Nakagawa
TORIKUMO
RIBON

柳川 晶子
/Akiko Yanagawa

質感を捉える

陶芸のように土×釉薬の組み合わせで自分が出したい色や質感を追求するように、タイルでも焼き物としての魅力を引き出せるうよう心がけています。またタイルは壁面、床面に貼ってはじめて完成されるので、貼った時の存在感や光の当たり方で変化する釉薬の表情を大切にしています。

大量生産で均一な建材としてのタイルではなく、焼き物の魅力がつまった壁面作品としてタイルを価値あるものに昇華していけるよう制作しています。

Designed by Akiko Yanagawa
PECOLOS
GRITTER

小川 由利子
/Yuriko Ogawa

釉薬を魅せる

焼成するまで分からない、底しれない釉薬の魅力にとりつかれました。模様と釉薬を組み合わせることで、より深みのある作品作りを目指しています。タイルでは陶芸のように偶然できた釉薬作りはできませんが、張ることで見えてくるおもしろさや、釉薬の美しさを伝えられるようなデザインを心がけています。

Designed by Yuriko Ogawa
PUTI FLEUR
CROSS

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