環境への取り組み

やきもののタイルが繋ぐ未来

持続可能な開発目標(SDGs)では消費と生産について「つくる責任つかう責任」としての目標を掲げています。捨てられるものを減らし(=リデュース)、それをもう一度使用・再生(=リユース・リサイクル)することで次の時代にやきものを繋げていける取り組みを進めています。

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タイルの原料となる粘土の枯渇

タイルを作るためには陶土と呼ばれる粘土質の土が必要ですが、近年「良質な土」の枯渇化が進んでおり大替原料の開発が急務になっています。
廃棄物を再利用し、未来へつながるタイルづくりへ
私たちS-Sense by RIPPUでは、次の時代に繋げるためのものづくりとして、本来廃棄されるはずだった生産過程でのロスや不良品のタイル、釉薬の残りカスなどを再利用したリサイクルはい土を50%以上使用したタイル生産を進めてきました。
現在ではリサイクル率100%のタイル開発に成功しました。業界内で発生する産業廃棄物は100%循環が可能となりました。
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ごみ問題における課題

一年間に日本全体で出される家庭ごみの量は4,272万トンといわれ、これは東京ドームに例えると約115杯分もの量になります。
また燃やしたものを埋め立てる埋立地のスペースにも限りがあり、ごみ問題は私たちの目の前の課題と言えます。
廃棄物をタイル原料に混ぜ、新たな価値のあるものに
私たちの生活の中で出たごみを混ぜ込んでタイルとして再生することで新たな価値のあるものにする取り組みを進めています。
STEP
1
コーヒーかすをドリップした時に排出されるコーヒー豆かす。ただ廃棄するしかなく、燃やせばごみになってしまうだけのものを有効活用できないだろうか?
STEP
2
豆かすを集めてタイルの元となる原料に混ぜます。生地として成形が可能な割合をテストします。
STEP
3
実際に焼成します。
この時混ぜる廃棄物によって焼成により燃えてなくなったりガラス化するので、焼成品を見てタイルとして成り立つかを調査します。
STEP
4
廃棄されるはずだったコーヒーかすでリサイクルタイルの完成。釉薬などとの組み合わせにより多様な色彩が可能です。循環型社会に対する企業PRにも繋がります。

Access

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立風製陶株式会社
S-Sense by RIPPU
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