錦秋-kinsyu-
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ジャパンホームショー2023
リーフタイルまとめ
制作の流れ
1.イメージ
2.デザイン
3.原型作り
4.使用型作成
5.生地作成.素焼き
6.釉薬選定
7.施釉、窯入れ
8.ユニット加工
9.タイル張り
10.目地づめ
1.どんなものを作るかイメージを共有していきます。
今回は日本の田舎の風景を題材としています。
2.どんなデザインにするか検討します。
この段階で
なるべく面状の数を少なく(価格を抑えるため)、
シート化(見本のように誰もが貼れる状態)、
というのを前提に作ります。
通常は1シートの連続ですが、今回はパターンに見えないように4シートの張り合わせとなります。
3.原型作り。
ここでは立体にして確認をします。
確認が取れたら、これを原型に使用型を作成します。
4.使用型作成。
今回は数が少ないため、型起こしという技法で作成していきます。
石膏で型を作り、陶芸用の粘土を使います。
柔らかい表情になるのが特徴です。
5.生地作成。
生地が切れたり、釉薬がうまく出ない場合もあるので、実際に使う量より1割増で作ります。
焼成後にカットもできますが、今回は全体図があるので、柔らかいうちにカットを済ませました。
6.釉薬選定。
実際に使うピースに余裕があれば、本番同様に釉薬をかけて色を確認できますが、生地が貴重な場合は、似たような形状や同じ土で試します。
今回は生地に限りがあるので、あらかじめ同じ土で作った溝も確認できるテストピースで確認しました。
そこからまた絞り、実際のピースにかけてから確認をします。
7.施釉をし、工場の窯で焼成していきます。
8.ユニット加工
900×1200mmのパネルなので以下のシート分用意します。
黄…6シート
赤…6シート
青…6シート
緑…9シート
9.タイル張り
今回は社内で張るので簡易的にユニット化しています。
実際はネット張りか表紙張りの仕様になります。
9.目地づめ・完成
目地幅が広いところもあるため、内装用の目地材に外装用の粒の荒い目地材を添加しています。
目地を入れた後、何度か拭き取り掃除をして完成です。
最後に.
シークレットピースが3つ隠れています。
みなさんは見つけられましたか?
このように特別なタイルとして、1ピースから製作できます。
ロゴ入りタイルや記録を刻むこともできますので、お気軽にお問合せページからご相談ください。