古民家再生(4)
古民家再生(4)
@S-Sense1285事務所
オーダー打ち合わせ
こんにちは。
八百津の古民家改装中のご夫婦のためのオーダーメイドタイル作り打ち合わせ第四弾です。
前回はほとんど色が決まり、今回は微妙な色調整とまだ検討中だったトイレの背面の部分を実際に使用するタイルに釉薬をかけての確認です。
グレーか黄色か迷われていたので、何種類かご提案させていただきました。
明るいポップな色だったり、ジワッとする味わい深い色だったりと色々なニュアンスがあります。 ご夫婦は最初、マスタード色のような濃いめの黄色をご所望でしたが、
現物をみているうちに、じわっとした質感のタイルが気に入られて、こちらでの決定となりました。
こちらは洗面所のシミュレーション画像ですが、
明るい雰囲気にしたいとのことで、
花が咲いているようなフルオーダーメイドタイルのご提案をさせていただきました。
配色や大まかなデザインをシミュレーション画像で作成し、
ご納得いただけたので、タイルサンプルを作成しました。
現物をご確認いただいて、左のようにさらに細かなカラー調節をさせていただきます。
接着剤の色や目地の色でも印象が変わるので、その辺りも打ち合わせをしました。
目地の種類はたくさんあって、近年では目地材に色をつけたカラー目地がタイル業界の流行になっております。
ご夫婦は最初、一般的に外装用タイルに使われる砂入りの目地材か
キッチンやトイレなどに使われる砂なしの目地材かで迷われていました。
特徴としまして、砂入り目地は質感がザラザラしており、土壁のような風合いのため
和風なインテリアやシンプルなタイルによく合います。
対して砂のない目地材は、より白いことが特徴ですので、タイルの本来の色をよりダイレクトに引き立ててくれます。
今回のタイルは鮮やかな色のものが多かったので、全て砂なしの目地材で決定くださいました。
ご自分でDIYとして貼ったり、業者さんに依頼するとどうしても目地材は一発勝負になってしまいがちで、あとでイメージと違った!なんてことがありますが
弊社ではこのように見比べることができたり、多様な側面でのご提案ができますので安心ですよ。
釉薬のバリエーションから目地まで含めると組み合わせ無限大ですね!ありすぎて迷うところでもあります
少しだけまだ調整は入りますが、ほとんど決定しました! これからは8月末の納品までにどんどん作るだけです。
手仕事のところが多いのでこれでも結構ギリギリです。 オーダーされる際は余裕をもってご相談くださ~い
フランス人地域おこし協力隊アレックス @yaotsu.kominka